英語学習のスピーキングの基本は日本の文化をよく知ること
| 2011-04-22 | Posted by Takase Aya under テーマ【スピーキング】のリスト |
30代の時、アメリカ出張の機会があり、10か月程英語学習のスピーキングの学校に通いました。
この英語学習の授業の進め方に非常に感心したので、紹介します。
まず絵が一枚提示されます。
それは家庭内の食事風景、引っ越しの様子、日本の雛祭り、盆踊り、お宮参りなどの絵だったりします。
教室の中にいるのは、外国人講師と、4人以内の日本人生徒です。
講師は、これらの絵に関した10程度の文章を3回読み、各生徒が耳で聞いた講師の文章を順になぞっていきます。
つまり、英語のヒアリング能力を養います。
それからが面白く、その日の絵を題材に、自由なスピーキングが始まります。
特に印象に残ったシーンを紹介します。
まず、引っ越しの回、アメリカではハウスウォーキングパーティーを開催し近所の人を招きますが、日本では引っ越しの時はどうするのですかと質問されます。
こちらでは、そばヌードルを配ると答えます。
では、なぜそばヌードルを配るのですかと聞かれます。
それは長いお付き合いをお願いしますという意味と答えると、外国人講師が、そばの意味は、とさらに質問し、生徒側がスピーキングに詰まってくると、そばという日本語には別の意味があるでしょう、なる程、NEARだ、あなたのそばで末永くという意味でしょうね。
と逆に外国人講師に教えてもらいました。
盆踊りのスピーキングの英語学習の回には、例によって、外国人講師がなぜ盆踊りをするのと聞いてきます。
こちらは、日本は仏教思想が主だから、お盆には先祖の霊が家に帰ってくると信じています、と答えます。
そこで13日に迎え火を焚き、15日に盆踊りで先祖の霊をお見送りするのです、と答えたら、ベリーエクセレントアンサーと褒められた記憶があります。
この英語学習のスピーキングで教えられたことは、外国人と真のコミュニケーションをとるには、お互いの国の文化を理解し、尊重しあうことがとても大切だと心から感じました。
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